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基地外マザーズ 第81話 「K・MAX発動!延長戦」
2008 / 03 / 24 ( Mon ) K「あの子はもう馬鹿ってことに決まってるんです!」
弁「はあ?」 K「だからいまさら勉強されてもみんな迷惑なんです!」 弁「なに〜?」 ムカッとくる弁護士先生。 K「あの子はいつでもあたしたちの子供のやられ役でなきゃダメなんです!」 弁「…」 K「なんでもビリじゃなきゃダメなのよ!」 K「それ以外なんて認めないわ!」 K「だってそのためにあたしはあの子をこっちの学校に入れることに賛成したのよ!」 K「本当なら、あの子なんて養護学校に行かせるつもりだったのよ!」 K「小学校にそう申し送りするつもりだったのよ!」 K「幼稚園で先生たち全員そのつもりでいたのよ!」 K「あの、むかつくT(親父のこと)の子供なんてそれでいいってことになってたのよ!」 K「あの子は知恵遅れってことなっていて、みんな(その地域のひとたち)それで納得してたのよ!」 K「だからみんなあの子のことをそう扱っていても、誰も何にも言わなかったのよ!」 K「黙ってれば、いじめても、だれも何も言わなかったのよ!」 K「でもあの子が急に勉強していい子になっちゃったから、あたしたちみんな(俺を知恵遅れとみなし、いじめてた連中)、そのことでほかの人たちに、非難されちゃってるのよ!」 K「あの子が余計なことをしたから、あたしたちがひどい目にあってるのよ!」 K「あたしたちとっても迷惑してるのよ!」 K「だからあの子は勉強なんかしちゃいけないのよ!」 K「馬鹿ってことになってるんだから、なんでもビリじゃなきゃダメよ!」 K「でなきゃ、あたしたちあの子のことイジメてたってことになっちゃうじゃない!」 K「あたしたちみんな悪者になっちゃうじゃない!」 K「みんなわたしたちが悪かったってことになっちゃうじゃな〜〜〜い!」 最後は嗚咽まみれの悲鳴であった。 K「だからあの子はいままで全部カンニングだったってことにするべきなのよ!」 K「そうすればあたしたち全員助かるわ!」 K「知恵遅れの子なんだから、いじめてたってことに文句なんかいわれないわ!」 弁(こいつ、本気でそんなこと思ってんのか?) K「悪いのは全部あの子ってことにするのよ!」 K「当然よ!あの子一人のおかげで、あたしたちみんなが迷惑してるんだから!」 K「なんであんな子のためにあたしたちが酷い目に合わなきゃいけないのよ!」 K「あの子はいつもビリじゃなきゃダメなのよ!」 K「それ以外は絶対許さないわ!」 K「そうなればあたしたちが助かるわ!周りに言い訳が出来て、文句言われなくなるわ!」 弁「…」 K「ちょっと〜。なに黙ってんのよ!」 K「い〜んですよ!あんな子どうなったって!」 K「どうなってもいいってことになってるんですからw」 弁「いいかげんにしろ!この基地外女!」 K「イッイ・イ・イ・イ〜〜〜ン」 |
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基地外マザーズ 第80話 「K・MAX発動!後編」
2007 / 11 / 25 ( Sun ) K「ちょっと〜〜あんた〜〜」
弁「はい〜」 半分投げやりに返事をする弁護士先生。 K「弁護士ならなんとかしなさいよ〜〜」 イライラをぶつけるK。 もう先生に対する敬意など微塵もない。 弁「つまり奥さんは、その子は見た目では全くカンニングだと周囲に分らせずにカンニングを行っているといいたいんですね?」 K「そうよ。」 弁「だから証拠はないけど、なんかしてるのは間違いないから、その子をなんとかしてくれ、といいたいんですね?」 K「はじめっからずっとそういってたじゃない〜〜〜!」 絶叫するK。 K「だからあんなの絶対おかしいのよ!何かやってるのよ!先生、いますぐあの家を逮捕して!家族全員逮捕して拷問にでも掛ければ、どうやってカンニングしてるかきっと白状するわ!」 弁「…」 K「全部あの家が悪いのよ!さあ、はやくあの家を全員逮捕して!」 弁「いいかげんにしなさい。証拠も無しにそんなまねできるわけないだろう!」 K「イッ・イ・イッ・イッ・イ〜〜ン」 K「ど、どうしてよ!悪いのはみんなあの家なのよ!あたしたちを陥れようとしてるのよ!」 弁「それは被害妄想です。」 K「違うわ〜。現にあたしたちこんなにヒドイ目に遭ってるのよ!」 K「自業自得でしょ。なんとかしてほしければ、その何かやってるって証拠を持ってきなさい。それが不正行為に当たるなら何とかしてあげますよ。」 K「そんなのあるわけないじゃない!だってあの子本当に頭がいいんですもん!」 あ〜あ、つられていっちゃったw 弁「…」 K「あ、い、今のは違うわ!そんな風に見えちゃうってだけの話よw」 必死に取り繕うK。 弁「奥さん、いい加減にして。はじめっからその子が本当に頭が良いってわかってたんでしょ?それなのにあれこれ言い訳して私をなんとか利用しようとしてたんですね?」 K「り、利用しようだなんて!そんな滅相もない!お、おほほほほっw」 笑って誤魔化そうとするK。 弁「私も長いこと弁護士してますけど、あなたみたいな人を馬鹿にした人は初めてですよ…」 K「あ、あらやだ、馬鹿にするだなんてそんな、するわけないじゃない!」 弁「あなたのこれまでの応対全てが私に対する侮辱です。」 K「そ、そんな…私はただなんとか助けてほしかっただけなんですよ。」 弁「それならもっと誠意を持って話しなさい!なんで嘘をつくの!」 K「う、嘘をついたことは謝ります。で、でもあたしたち本当に困ってるんです。先生に助けてほしいんです。だ、だからお願い!もう一度話を聞いてください!」 弁「いまさら話すこともないでしょう。その子が実は優秀だった。だたそれだけのはなしでしょ?」 K「そ、そんなの困るわ〜」 弁「困るわ〜って、そんなの仕方ないじゃない。お宅の子達に勉強させるしかないよ。」 K「そんなの初めからやってるわよ!でも、あんなに強いんじゃ勝てないじゃない!」 弁「じゃあ、そういうもんなんですよ。仕方ないんです。」 K「仕方ないって…、そんなの納得できないわよ!どうして〜どうして急にあんないい子になっちゃったの?ずっと、ずっと馬鹿だとばかり思ってたのに…」 弁「そりゃお宅らの目が節穴だったんだよ。ご愁傷様w」 K「イッイ・イッ・イッ・イ〜〜ン!」 弁「ま、向こうが正攻法で勉強している以上、奥さんたちも正攻法でやるしかないよw」 K「でも、いまのままじゃ、勝てないんです…」 弁「そりゃ仕方ないんだって。」 K「そんな…でもあたしたちやっぱり納得できないんです。先生、子供が小学校に入った途端に頭がよくなることなんてあることなんでしょうか?」 弁「さあね〜。私は幼児教育の専門家じゃないので。なんともいえませんね〜。ま、確かにその急変ぶりはいきなり聞いたら信じられないけどねw」 K「そ、そうでしょ!先生もおかしいと思うでしょ?」 弁「でも証拠ないんでしょ?」 K「そ、そりゃあないけど、でもやっぱりおかしいいじゃない!信じられないじゃない!」 弁「じゃ、無理です。どうしょうもありません!」 K「どうしても無理なんですか?」 弁「はい!」 K「他に方法はないんですか?」 弁「ありません!」 K「なんとかならないんですか?」 弁「なりません!」 K「イッイ・イッ・イッ・イ〜〜ン!」 弁(イッイ・イッ・イッ・イ〜〜ン!w) 内心、Kからかう弁護士先生。 弁「奥さん、1つ聞いていい?なんでそんなにその子に拘るの?別にその子に今負けてたっていいじゃない。まだ小学校1年でしょ?これからどんどん変わっていきますよ。奥さんたちは子供たちを根気良く勉強させていけばいいんですよ。山あり谷ありなんですから。」 K「あ、あたし、ナオヤを医者にするつもりなんです!だからこんなところで負けるわけにはいかないんです。」 弁「え、医者って…奥さん何考えてるの?それなら今の成績なんて全然関係ないじゃない!医学部受験なんて10年以上先の話なんだから。第一それなら尚の事勉強させないと。その子との勝ち負けなんて関係ないよ。結局お宅の子がどれだけできるかが問題なんだから。」 K「だって、あの子がいたらやる気をなくして全然勉強しようとしないんですもの…」 弁「そんなの奥さんたちが悪いんじゃない。どうせなんでもその子と比較してきたんでしょ?わかりますよ、そのくらい。」 K「そんな!あたしたちだって悪気があってやってたわけじゃないのよ!本当にまさかあんな子にあたしたちの子供が負ける訳ないと思っていたのよ!あたしたちずっと幼稚園であの子のこと見てきたんだから間違いないのよ!それだからもう1番はナオヤと決まったようなもんだったから、1番獲らせようとしただけなのよ!それが悪いことなの?」 弁「それは悪くないけど、証拠もなしにその子をカンニング呼ばわりしようとするのが悪い。あなたたちは卑怯です!」 K「卑怯なのはあの子なのよ〜〜〜〜!」 弁「証拠ないんでしょ?」 K「イッイ・イッ・イッ・イ〜〜ン!」 弁「奥さんさ?どうしてそうまでして1番に拘るの?本当はなんか他に理由でもあるんじゃない?」 K「実は、小学校で1番なら名門校へ行けるんです。地元の有力者に推薦してもらえるんです!あたし、どうしてもナオヤをそこに行かせたいんです…」 弁(やっぱりそういう裏があったか…) 弁「そんな数人しかいない学年での1番なんてたいして価値ありませんよ。そんなんで推薦なんて取れるんですか?」 K「も、もちろん、他所の学校も含めてですわ!卒業までに色々なことでいい成績を挙げて総合評価で決まりますわ!」 弁「別に普通に受験して入ればいいじゃない?」 K「あ、あらやだ!推薦のほうが楽に確実に入れるわ!それにそっちの方がかっこいいわ!」 弁「でも推薦取るにはまずその子に勝たないといけないんでしょ?じゃあ、無理だよ。実力で受験すること考えた方がいいよ。」 K「だ、だから困ってるのよ!あの子をなんとかして推薦をとる方法なんてないかしら?」 弁「そんなもんありませんよ。受験して実力で入りましょ。」 K「そんな!難しくって推薦じゃなきゃとても入れないわよ〜〜」 ズルッ!っとズッコケる弁護士先生。 弁「奥さんそれもおかしいよ。推薦受けるような子ってのはテスト受けても確実に受かるような子のことだよ?そういう優秀な子を早めに確保する制度が推薦なんだからさ。今から実力で受からないとわかっているなら、そもそも推薦自体とれるわけないじゃない!」 K「な、なによ〜!うちの子じゃ推薦が取れないって言うの!」 弁「奥さんの言いようからするとそうなりますね。」 K「なによ〜なによ〜〜」 半べそ状態のK。 泣き出したため、仕方なく助け船を出す弁護士先生。 弁「奥さん、勉強させましょう。その子だっていつまでもその勢いが続くわけでもないだろうし、そのうち落ちてきますよ。根気良く勉強させて準備させていけば、そのうち追いつきますって!よしんば推薦を取れなくても実力で受かれば文句ないんでしょ?」 K「でも、実力ではほとんど受からないって言われているんです。受かりたかったら推薦を取るのが1番て言われてるんです…」 弁「そんなのやってみなくちゃわからないじゃないですか!そのために勉強頑張らせてるんでしょ?」 K「も、もちろんそれはしてますわよ!でも、絶対受かるかわからないじゃない…」 弁「まあ、そりゃ〜試験ですからね…」 K「だ、だから、あたし確実に入れる推薦がほしいの!それなら何の心配もないわ!」 弁「それでその子が邪魔だと…」 K「じゃ、邪魔だなんて、そんな…あたしはただあの子に迷惑掛けてほしくないだけなんです。」 弁「はあ?迷惑?だれが?」 K「あの子がに決まってるじゃない!あの子があたしたちに迷惑掛けてるじゃない!そうよ!なにもかもあの子の迷惑が原因なのよ!だから先生!お願い!あの子をなんとかして!」 弁「いいかげんにしなさい!迷惑掛けてるのはあなたたちでしょ!」 K「イッイ・イッ・イッ・イ〜〜ン!」 弁「奥さんさ〜その子のこと気にするの止めな。要はその学校に受かればいいんでしょ?勉強させればいいじゃない!まだ小学校1年でしょ?結論出すなんて早い早いwまだまだたっぷり時間あるじゃない!どうせ推薦取るには、正面から受験して受かるくらいの力をつけなきゃならないんだからw」 弁「つまりさ、その子は関係ないじゃない?その子が推薦取ろうが取るまいがお宅の息子さんが勉強して、十分な実力つけなくちゃ入れないんだからw」 弁「だからさ、もうその子に拘るのは止めよう!意味ないんだから!」 なんとかKに言い聞かせようと弁護士先生の舌が唸る。 弁「たとえ推薦取れなくっても、実力で受かれば文句ないんでしょ?」 K「それはそうだけど、それだけじゃないのよ!」 弁「へっ?」 K「あたしたちあの子に推薦はもちろん1番だって取って欲しくないのよ!」 弁「いやだから、その子の成績はお宅の息子さんの受験と関係ないんですよ?」 いままで何聞いてたんだい!とばかりに呆れる先生。 K「そうじゃなくて、あの子が1番であること自体が嫌なのよ!」 K「うちの子たちとは関係ないのよ!」 K「うちの子達はこのままでいいのよ!」 K「あの子がうちの子たちより上であること自体が嫌なのよ!」 弁「…」 弁(ようやく本心に辿り着いたなw) 弁「やっぱり、まだなにか隠してらしたんですね?」 弁「ここまできたんです。話していただけますか?」 K「じ、実は…」 この後、更に呆れ果てた話が展開されようとは このとき、弁護士先生は思っても見なかった… 次回予告 あまりにもはじけ飛ぶKを前に 話を収拾できない弁護士先生。 しかしついにKの本心が打ち明かされる! K・MAXとはなにか? 次こそは発動するのか? 筆者の俺すら予想不能な Kの奇行に克目せよ! 次回 基地外マザーズ 第81話「K・MAX発動!延長戦」 請う御期待! |
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基地外マザーズ 第79話 「K・MAX発動!中編」
2007 / 11 / 25 ( Sun ) K「そんなのあるわけないじゃない!そんなもんあったら、あんたなんかに相談してないわよ!」
弁「じゃあ、無理ですよ。」 K「イッイ・イ・イ・イ〜〜ン」 K「ちょっとあんた!」 弁「はい?なんです?」 K「なによ〜〜。さっきから全然マジメに聞いてないじゃない!」 弁「聞いてますよw」 K「嘘よ!全然あたしたち助けようとしてないじゃない!」 弁「考えすぎですよw」 K「じゃあ、なんであの子の肩ばかり持つのよ!」 K「持ってませんよw」 K「なによ〜、あんた、「証拠あるのか?」とか、「あの子は優秀」とか、全然あたしたちの味方しないじゃないのよ〜」 弁「奥さんの話を聞いているとそうなりますね。」 K「なによそれ!あんたあたしたちに味方するんじゃないの?」 弁「したいのはヤマヤマなんですが、肝心の証拠がないんじゃね…」 K「そんなもんあるなら相談なんかしないわよ!」 弁「じゃあ、無理ですw」 K「なによそれ〜!ちょっとあんた!あたしたちのこと助けなさいよ!あんたそれでも弁護士なの!?」 弁「どんなに優秀な弁護士でも、今の奥さんたちを勝たせることはできません。10対0で負けます。」 K「な、なによそれ〜〜」 K「これじゃ、わざわざあんたに相談した意味がないじゃない!」 弁「奥さん、さっき、はっきりとは聞いていなかったから、もう一度きくけど、その子が不正行為をしたという直接の証拠はないんですね?」 K「直接?」 弁「この場合、不正行為に使ったものとか、第3者の不正行為現場の目撃証言ですね。」 K「こ、子供たちが見たって言ってたわ!」 とっさに嘘をつくK。 弁「さっき、自分たちで確認して何も見つからなかったっていってたじゃないですか!」 K「そ、そのときはしなかったのよ!」 弁「それなら、担任の先生が不正行為を目撃してるはずでしょ?」 K「あの人はあの子を贔屓してるから、そんなこといわないわよ!」 弁「じゃあ、無理です。」 K「そんな!子供たちが見てるわよ〜」 弁「子供では決定的な証言になりません。あなた方に偽証を強要されている可能性がありますから。つ〜か、お宅らの子供はその子と利害関係がありますから、第3者ではありません。よって証言自体無効です。」 K「な、なによそれ〜〜」 弁「担任の先生の証言が必要ですね。そしたら勝てますよw」 K「だから、それは無いのよ〜」 弁「いいですか、奥さん。第3者の、中立な立場の、できれば大人の証言が必要なんですよ。」 K「だから、あたしたちがあの子は馬鹿だって証言するわよ!あの子が馬鹿で、こんなことできないって幼稚園中の大人が知ってるわよ!」 K「あれは絶対カンニングなのよ〜〜」 最後は泣き声であった。 K「いいわ!それなら、みんなに証言してもらうから!みんなに署名してもらってもいいわ!それならいいでしょ?ね!?」 TELの近くで話を聞いていたIたちが頷く。 K「あたしたちじゃダメかもしれないけど、他の人たちの証言がたくさんあればいいわよね?ね?いいでしょ?」 質で劣る分、数で勝負する気である。 弁「それは状況証拠です。そんなもんいくらあっても確定的な証拠でなければ無効です。」 K「イッイ・イ・イ・イ〜〜ン」 K「じゃ、じゃあ、どうすればいいのよ…」 弁「第3者の前で、みんなが見てる前で、その子と奥さんたちの子供をテストしてみればいいじゃないですか。」 弁「その子が本当にカンニングなら化けの皮が剥がれる筈です。」 K「そ、それはもういいんです!あ、あたしたちがもう確認しましたから!あ、あれは完全にカンニングです!」 弁「さっきなにも見つけられなかったっていってたでしょ?」 K「で、でもあれはカンニングなんです!私たちがこの目ではっきりと確認しました!だからもうそんなことする必要はないんです!」 弁「だからあなた方じゃ、証言にならないと言ったでしょ!学校にいって、もう一度、他の第3者の大人を加えてテストしてみなさいよ!それで カンニングとはっきりわかれば奥さんたちの言い分が通るから。」 K「ダメよ!今そんなことしたら、うちの子負けちゃうわ…」 ガクッ…。 うなだれる弁護士の先生。 弁(不毛だ…) 弁「奥さん、言ってることがおかしいよ。その子がカンニングできない状態なら、お宅の子に勝てるわけないじゃない?」 K「そ、それがあたしもわからないところなんですよ。でもあの子はまるで本当に頭がいいみたいに答えるんですよ…」 弁「いやだからそれは、いいみたい、じゃないて本当に頭がいいってだけの話ですよ。」 K「イッイ・イッ・イッ・イ〜〜ン!そんなの嘘よ!」 弁「いや、嘘って言われても…」 K「ちょっとあんた、なんであんな子の肩ばかり持つのよ!ちっともあたしたちの味方しないじゃない!」 弁(してるだろうが!めいいっぱい!) だんだん悲しくなってきた弁護士先生であった。 後編に続く。 |
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基地外マザーズ 第78話 「K・MAX発動!前編」
2007 / 10 / 21 ( Sun ) 弁護士は迷っていた。
どうやって話を切り上げればいいかを。 弁(感情論には徹底的に理論で応戦。) 弁護士の本能がそう叫ぶ。 迷いは去った。 弁「そう思うでしょ、って言われてもねえ…。奥さん、感情的になりすぎですよ。その子が奥さんたちへ意地悪しているって証拠でもあるんですか?」 K「証拠も何も、勉強してるじゃない!いっつもうちの子たちに勝ってるじゃない!そのおかげでうちの子たちいっつも泣いているのよ!あたしたちもいっつも恥ずかしい思いをしているのよ!いままでずっと馬鹿だと思って油断してたら、いつの間にか強くなっちゃって…。こんなのって、こんなのってないわ〜」 弁「奥さん落ち着いて。」 K「だって、だって酷いんですよ!全部、1番を全部取っちゃうんですよ!」 弁「え!全部って、なんでも1番なんですか!そりゃすごいですね、その子!」 K「冗談じゃないわよ!おかげでうちの子たち、やる気をなくしちゃって、ちっとも勉強しなくなっちゃったのよ!それだけじゃないわ、他のことも全部1番獲られて、もうちっともあの子に立ち向かおうとしなくなっちゃったのよ!」 弁「あ〜、完全に勝負ついちゃったんだ。わかりますよ。一度そうなると、序列ができてそのまま固定されちゃうんですよね。その子がなんでも中心になって回りだしちゃうんですよね。」 K「い、いや〜〜!そんなのダメよ!これからずっとあの子が一番だなんて!そんなのイヤよ!そんなの絶対認めないわ!」 弁「う〜ん、でも奥さん、それには文句つけれませんよ。だって、その子なにもずるいことしてないんでしょ?なんかずるいことして全部1番とってるなら、そりゃあ、奥さんの言い分もわかりますけど、なにもしてないんじゃねえ…。さっき学外でも凄いっていってましたよね?奥さんが直にそのことを確認したんですよね?」 K「あ、あれはなにかの間違いよ!そうよ!きっとあたしたちを落とし入れるための罠だったのよ!あの子があんなに頭がいいわけないじゃない!予めなんか用意していたのよ!そうよ!きっとそうに違いないわ! 畜生、悔しいわ…」 弁「なんかって何です?」 K「なんかっていったら何かよ!わからないからあんたに相談してるんじゃない!」 ついに基地外に「あんた」呼ばわりされた弁護士の先生。 さすがにこれには腹が立った。 しかしここはぐっと我慢した。 弁(ここで感情的になるわけにはいかないな。) 完全に被害妄想におちいっているKに感情的な返答は厳禁なのである。 あくまで理論で押し通さねばならないのだ。 しばらく無言で考えてると K「ちょっとあんた!なに黙ってるのよ!」 弁護士は考えをまとめると、慎重に話し始めた。 弁「あ〜はいはい、奥さん、すいません。ちょっと考えをまとめていたもので。結局、その子が意地悪で奥さんたちを落とし入れるために勉強しているという証拠はないのですね?ただ状況からしてそれしか考えられないと奥さんは仰るのですね?」 K「そうよ!でも間違いないのよ!」 弁「わかりました。では百歩譲ってその子が奥さんたちに悪意があって学校でなんでもがんばっているとしましょう!でもね、奥さん…」 弁「それでも文句つけられないよ。」 K「イッ・イ・イッイッ・イ〜〜ン!」 弁(うわ!?なんだよこいつは…) Kの基地外ぶりが酷すぎて対応しきれない弁護士。 弁「だって奥さん、冷静になって考えてよ。その子が小学校の勉強をするのは正当な行為でしょ?非難されるようなことじゃないじゃない?むしろそんなにがんばってるなら、それは称賛されるべきことだよ。 奥さんたちの子供がその子に負けて悔しいんだろうけど、それには文句つけれないよ。」 K「だからあれはなんかやってるのよ!そうじゃなきゃうちの子があの子に負けるわけないのよ!」 弁「なんかってなんです?カンニングじゃないんですよね?実際にできる子なんでしょ?その目で確認してるんでしょ?」 K「あ、頭は本当にいいみたいだけど、家でなんかやってるのよ!きっと誰かに教えてもらってるとか、なんか教材を使って勉強させるとかしてるのよ!」 弁「例えそうだとしても、それは各家庭の裁量でやることだし、普通にどの家庭でもやっていいことですから、文句つけれませんよ。当たり前ですけど。」 弁「奥さんたちが文句つけられるのは、その子が学校でカンニングやそれに相当する不正行為をした場合だけです。」 K「イッイ・イッ・イッイ〜〜〜ン!」 弁(うお!) K「やっぱりカンニングよ!」 カンニングでないと文句がつけられないとなると、途端に意見を変えるK。 Kのあまりの節操のなさに弁護士の先生思わず絶句! K「やっぱり、あの子はなんかカンニングしてんのよ!」 弁「さっき直接確認しにいって、なにもそれらしいもの(カンニングの証拠)がなかったって、いってたじゃないですか!それともなにか他に証拠があるとでもいうのですか?」 K「証拠はないけど、あ、あれはきっとあの子とあの先生(A)がグルになってるからなのよ!だからあんなに答えることができたのよ!そうよ、きっとそうに違いないわ!」 弁「それじゃあ、奥さんは証拠が掴めないのは、その子と先生がグルになってるからだといいたいのですね?」 K「きっとそうよ!」 弁「…」 しばし考え込む弁護士。そして… 弁「わかりました。それでは、また百歩譲って証拠が掴めないのはグルになってるからとしましょう!でもね、奥さん…」 弁「グルになってるという証拠はあるの?」 中編に続く。 |
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基地外マザーズ 第77話 「基地外法律相談」
2007 / 09 / 03 ( Mon ) 弁「まず初めにお尋ねしたいのは、そのことについて学校に相談したのか?です。なさいましたか?」
K「はい、しました…」 弁「で、どうだったんです?」 K「それが、ちっとも取り合ってくれないんですよ〜」 弁「それはまたどういうことです?」 K「学校は、あの子は頭がいい、なんていうんですよ〜」 弁「え?」 K「そんなことあるわけないんですよ!あるわけないのにちっとも聞いてくれないんですよ〜」 弁「それはつまり学校側は、この問題を認識していない、不正行為はない、と思っているということですね。」 K「はい…」 弁「それはおかしな話ですね。」 K「あたしたちも何度もそういったんですよ!なにかやってるに違いない!もっと良く調べて!って。でも、そんなことはないっていうんですよ〜」 弁「あ〜、学校側は全く気づいてないんだな…」 弁護士は、Kが被害者意識の強い典型的な基地外であると目星をつけていた。しかし、いきなり否定すると話を最後まで聞けなくなるので、まずはKの話を全て肯定する姿勢をとった。 弁「もしそれが本当なら、学校とその子は少し問題ですね…」 敢えてKの肩を持つ弁護士。 K「そ、そうでしょ!」 弁「で、それで終わりですか?そのほかに何かしてないんですか?」 こうやって弁護士は、味方のふりをしてできるだけ全てを話させようとした。 弁(この手の人たちは決して全ては話さない。必ず自分たちにとって不都合な話を隠す。まずはできるだけ全て話させないと…) こうして弁護士の誘導尋問は続く… K「あたし達、学校にいくら言っても信じてもらえないから、その子の家に直接TELして言ったんです。卑怯なことしないで!正々堂々と勝負してって!そんなことしちゃいけないのよって!」 弁「ほう、それで?」 K「そうしたら、その子のお母さんが、仕事が忙しくて何も手をかけていない、その子が一人で勉強してるんだ、なんていうんですよ〜」 弁「ほうw(優秀なんじゃん、その子!)」 K「そんなの嘘に決まってるんです!私たちはあの子が馬鹿だって知ってるんです!幼稚園でずっと見てきてるんです!だいたい小学校一年生が一人で勉強するわけないじゃない!やらせなきゃやるわけないのよ!あんな、あんな子が一人で勉強なんてできるわけないのよ…そんなの絶対にあるわけないのよ…そんなの絶対認めないわ…そんなの認めたら、あの子の方がうちの子より優秀ってことになっちゃうじゃない…あんな子がうちの子より優秀だなんて絶対に認めないわ!認められるわけないじゃない!」 Kは最後はもうボロボロ泣きながら話していた。 弁「あ〜はいはい、奥さん、落ち着いて。だいぶ話が見えてきましたよ。でもまだまだありそうですね。大丈夫、ちゃんと全部聞いてますから。安心して話せること全て話してください。」 慰める振りをして、全て話させる方向に誘導する弁護士、さすがプロ。 K「それで、あたしたちどうしても信じられないから、この目で確かめようと授業見学させてもらったんです。」 弁「ほうほう?で、どうだったんです?」 K「そうしたら、本当に頭がいいんですよ〜(泣)」 弁「は?やっぱりなんかカンニングしてたとかじゃないんですか?なんかインチキしてたのをあなた方が発見したんじゃないんですか?」 K「あたしもなんかあると思って、それを見つけてやろうと思って行ったんです!でも…なんにもないんですよ〜それどころか全部完璧に答えるんですよ〜」 弁「じゃあ、カンニングじゃなく、実力なんじゃないですか!あなたたち自身がその目で確認したのなら納得できたんでしょ?なら、もう文句なんか言えませんよ。そういうものなんです。」 弁(やれやれ、感情的になって理性的な判断ができなくなってるな。こういう基地外はほんとやっかいだぜ。) K「イッイ・イ・イ・イ〜〜ン!」 弁「うおっ!」 再度の突然の奇声に驚く弁護士。 弁(なんなんだこの声は?) Kが精神的又は論理的に追い込まれ、感情が極に達すると そのストレスを発散させる。 それがこの奇声である。 この奇声はKのイライラそのものなのである。 K「違うわ!完璧すぎるのよ!完璧すぎるから、かえって怪しいのよ!」 弁「その目で確認したんでしょ?」 K「違うわ!あんな子がそんなことできるわけないのよ!それがあんなに完璧にできたってことは、これはきっと何かあるのよ!」 弁「は〜、なるほど。完璧すぎてかえってインチキくさいといいたいんですね…」 弁護士は、段々真面目に聞く気がなくなってきていた。 K「そうよ!あれは初めから仕組まれていたのに違いないのよ!きっと前もって答えを教えていたのに違いないわ!」 弁「すると、あなた方は先生もグルになっているといいたいんですね?」 K「そうよ!きっといままでのテストも全部答えを教えていたんだわ! 畜生、やっぱりそうだったのね、悔しいわ…(泣)」 勝手に決め付けて感極まり泣き出すK。 弁「なら、あなた方はやっぱりその子は馬鹿だというんですね?学校にいると先生たちとグルになってるから、頭がいいように演じていられるんだといいたいんですね?」 K「は、はい…」 弁「なら、学外でのその子はどんな感じなんですか?」 K「もう、馬鹿そのものなんですよ!何やってもダメな子で、知恵遅れ、って言われていたんですよ!いっつも笑いものにされていたんです!馬鹿すぎて幼稚園にもロクにこれなかった子なんです!あたしあの子の幼稚園の先生なんですけど、幼稚園ではあの子は馬鹿として扱っていたんです!みんなあの子をそう見ていたんです!だから間違いないんです!」 弁(それはさっき聞いたってば…) K「なのに小学校に入った途端、なんでも凄くなっちゃったんですよ〜。」 弁護士(ガクッ!) 内心ズッコケる弁護士。 弁(なんだそりゃ〜。学外では前と変わらず馬鹿そのものなんじゃないのかよ!ただ単にその子が優秀ってだけの話だろうが!) 弁「奥さん、そりゃそこ子が優秀なんだよ。小学校に入って環境が変わったことで、本来の才能を発揮しだしたってだけですよ。」 弁護士はできるだけ客観的に説明した。この手の人に対して感情的な言動は神経を逆撫でするだけだからである。 K「そんなのダメよ!そんな理由認めないわ!そんなの認めたら、もうなにもいえなくなっちゃうじゃない!あ、あの子はあたしたちがイジメたから、その仕返しに勉強してあたしたちの邪魔をしているのよ!だから、あたしたちもちょっとは悪かったけど、あの子はやりすぎなのよ!イジワルしたことは謝るから、だからその代わりもう勉強なんかしちゃ いけないのよ!あたしたちの邪魔をしちゃいけないのよ!そうよ!そうでなくちゃ困るわ!ね?先生もそう思うでしょ?」 Kの一方的な発言を聞いていた弁護士は、事態のおおよその全容を掴み掛けていた。 弁(要するに、自分の子供がその子に勝てなくて悔しいってだけなんじゃん。それで屁理屈こねてその子を何とかしようとしてるのね…) 弁護士はもうKの相手をする気をなくしていた。 弁(こんな基地外の相談聞いてても時間の無駄。もう切り上げよう。) 基地外の相談など、まともな仕事の依頼となるはずがない。 弁護士はTELを切る方向で会話を進めだした。 次回予告 Kを基地外認定した弁護士。 もうKの話をまともに聞こうとしない。 その弁護士の態度がKの神経を逆撫でる。 さっさとTELを切ろうとする弁護士に イライラが極限に達したKは ついに次なる状態へと進化する… 次回 基地外マザーズ 第78話 「K・MAX発動!」 請う御期待! |



